こんにちは、nicoです。

今回はYahoo! JAPANのESの解説記事を書きます。
YAHOO

 
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン、以下ヤフー)と言えば、やはりポータルサイトとしての姿が有名です。
検索するサイトとしてヤフーか、googleかのどちらかという方が圧倒的なのではないかと思います。

そんなヤフージャパンですが、実はソフトバンクと繋がりがあります。
ソフトバンクは、まだ年商数千万円しかなかった米ヤフーに出資をしていたという過去があるのです。
そして、ソフトバンクと米ヤフーが共同で立ち上げたのがヤフージャパンです。

ヤフージャパンを受ける上で、ここらへんの事情は一応抑えておくべきですね。

さて、ヤフージャパンのESの設問は以下となっています。


【Q1-1】
誰の課題を解決しましたか?(ゼミ、サークル、アルバイトなど)
【Q1-2】
課題解決の内容にタイトルをつけ、全半角13文字以内で表現してください。
【Q1-3】
課題解決の内容について、具体的に説明してください。(300文字以内)

【Q2】
今までで競争に勝ち抜き、No.1になった経験がありますか?
(客観的にこれだけは誰にも負けないと言い切れる強みや経験を含む)
【Q2-2】
【Q2】で「1.はい」と回答した方にお聞きします。その内容について教えてください。(300文字以内)

【Q3】
今までに起業した経験はありますか?
(何らかの組織で事業やサービスを興した経験も含む)
【Q3-2】
【Q3】で「1.はい」と回答した方にお聞きします。
その際の会社名や団体名を教えてください。
【Q3-3】
【Q3】で「1.はい」と回答した方にお聞きします。
その際の会社名・団体名のURLがあれば教えてください。
【Q3-4】
【Q3】で「1.はい」と回答した方にお聞きします。
その活動内容について教えてください。(300文字以内)

【Q4】
今までにインターンシップに参加したことがありますか?
【Q4-2】
参加企業名①
【Q4-2】
参加期間① 
【Q4-3】
その中で自分自身が一番成長したと思うプログラム内容について教えてください。(300文字以内)

【Q5】
今までに組織を率いた経験はありますか?
(例)部活動の部長、学生団体・NPO団体の代表、ゼミや研究室のリーダーなど
【Q5-2】
【Q5】で「1.はい」と回答した方にお聞きします。
組織名があれば、教えてください。
【Q5-3】
【Q5】で「1.はい」と回答した方にお聞きします。
役職名を教えてください。
【Q5-4】
【Q5】で「1.はい」と回答した方にお聞きします。
その組織の中で自身がどのように貢献したか具体的に教えてください。(300文字以内)
 

…どうでしょうか?
非常に長いです。(笑)

全部読むのが面倒なので、ちょっと内容を要約してみました。
それがこちら。
  1. あなたが課題解決をした経験(300文字)
  2. 競争に勝ち抜いてNo.1になった経験(300文字)
  3. 起業した経験、活動内容(300文字)
  4. インターンシップ参加経験と役だったプログラム(300文字)
  5. 組織を率いた経験と自分が組織に貢献したこと(300文字) 
回答必須項目は1.のみで、あとは自由項目です。
別にそのような経験が無ければ書かなくて構いません。

ただ、ESに意味のない項目を企業が作るとも思えません。
自由項目に該当する経験があるならば書いておくのが良いでしょう。

今回はESの設問数が非常に多いので、必須項目の1.のみに絞って解説していきましょう。


1. あなたが課題解決をした経験(300文字)


Yahoo! JAPANは、「課題解決」に力を入れています。
実際、ヤフーの採用ページには技術で顧客の課題を解決する的な内容が書かれています。
確かに、課題解決を行うというのはビジネスにおいての基本と言えます。

誰かが困っていたら、何らかの方法でそれを解決する。
そしてその対価としてお金を貰う。
これがビジネスのあるべき姿です。

そして、会社全体で課題解決を推進する以上、就活生一人一人にもそれを要求するのは当然と言えます。
そう考えると、ヤフージャパンはより「ビジネス向きな人」を取りたがっているのかなと感じますね。


【Q1-1】
誰の課題を解決しましたか?(ゼミ、サークル、アルバイトなど)
 
今までの話から、誰の課題解決をしたのか?というのは当然自分以外の話になります。
どこかの組織に貢献した話を書くべきです。
組織に所属していれば、その組織に何らかの貢献は必ずしていると思います。
今までの経験を振り返って書いてみましょう。


【Q1-2】
課題解決の内容にタイトルをつけ、全半角13文字以内で表現してください。
 

そして、内容をすぐ把握出来るようにタイトルを付けましょう。
タイトルは13字とあります。
13字というと、これはもう一言レベルの短さです。
結果どうなったのか?が分かるタイトルを付けるのがいいでしょう。

例えば、アルバイトで、ある一定の期間で集客を倍増させることが出来たならば

○○居酒屋の来客数倍増戦略


とか書くと、人事も
「どうやって倍増させたのかな?」
という感じでスムーズに次の内容に入れます。


【Q1-3】
課題解決の内容について、具体的に説明してください。(300文字以内)


さて、ここで課題解決の説明に入りましょう。
ここで重要なのは
「一体何が問題だったのか?」
を説明する前に、
「そもそもあなたはどのような人なのか?」
を説明する必要があるという事です。 

わかりやすく言うと
  • 所属
  • 役職
  • 立場
この部分は明確にしておく必要があるということです。
ここを説明しないと、何故あなたが課題解決をしなければならなかったのかが分かりません。

さっき居酒屋の例を使いましたので、それで説明しましょうか。

もし、何も説明せずに
「集客を増やすことが課題でした。」
と言われても、何故あなたがそれを行ったのかが不明です。
普通、アルバイトが経営戦略的なことをやらないはずです。

ですので、経営戦略に携われるポジションにいた事などを説明に一言加えた方が良いです。

例えば、個人の経営する居酒屋で、相談を持ちかけられたとか。
長くバイトリーダー的なポジションでやっていて信頼されていて、社員に相談されたとか。

課題解決をしなければならない状況であった、あるいはしようと思った理由。
それはあなたの環境に大きく起因しているはずです。
ですのでまずはここから、説明しましょう。

その後に、課題の説明に入ります。
ただ単に
「顧客を倍増する必要があった」
だと何故その課題を解決する必要があったのか不明です。
よって、

「経営が傾いていた」
とか
「同業他社が近くに出店した」
とか理由を添えます。

その課題はなぜ課題であると言えるのか?(課題の前提にある問題)
を説明しましょう。

その後は、あなたが課題解決のために行った行為を書けば良いでしょう。
もちろん、その結果どうなったのかを書くことも忘れてはいけません。


設問としては5つありますが、人事が見ているのは1.でしょうね。
1.だけ必須項目であるということから、まずこの課題解決能力を見ていると思います。

この設問にしっかりと回答すれば、ESは通過だと思います。
その他の項目は面接時に深堀りされると思って下さい。


このESが通過となりますと、次はGD(グループディスカッション)となります。

では、また次回。 


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