こんにちは、nicoです。
今回は、就職活動における選考フローの概要について書きたいと思います。
今回は、就職活動における選考フローの概要について書きたいと思います。
就活ってそもそも何をすればいいの?
就活の全体像が知りたい。
というような疑問にお答えしたいと思います。
では、あなたがすべき行動を順番に書いてみましょう。
就活の全体像が知りたい。
というような疑問にお答えしたいと思います。
では、あなたがすべき行動を順番に書いてみましょう。
- 自己分析
- 業界分析・企業分析
- プレエントリー
- ES(エントリーシート)提出
- 筆記試験
- GD(グループディスカッション)
- 面接
- 内定
以上に全て通過して内定が出るといった形ですね。
では、一つづつ解説していきましょう。
自己分析とは
「自分の強みや志向性を探し出す」
行為であると言えます。
あなたは将来どこかの企業に入社するわけです。
その際、
時折自己分析を「面倒くさい」とか「胡散臭い」などと言って軽視する人がいます。
ですが「自分の強みを探し出す」という目的がしっかりと存在します。
自分の強みや志向性が分からず就活をするというのは
地図も持たず武器も持っていないRPGの主人公のようなものです。
つまり、
自己分析こそがあなたがするべき最初の行動であり、
最も時間をかけるべき部分でもあります。
自己分析をする上で最も必要になる知識が「コンピテンシー」とよばれるものです。
詳しく知りたい方はこの記事を参考にして下さい。
業界分析・企業分析とは
自分の強みを生かせそうな業界を探し出し、会社を選び、その会社について調べる
事を言います。
ただやみくもに四季報をみたりIRを見るだけではいけません。
「自分の強みが生かせそうな業界であるのかどうか?」
が最優先事項に来ます。その他にも
「自分は将来何になりたいのか?」
「その会社に入ることによって自分は何を得るのか?」
といった部分をこの業界分析で探っていきます。
プレエントリーとは、選考を希望する企業に自分の情報を入力する事を言います。
これを完了することで、あなたはその企業の選考を受ける権利を得ます。
プレエントリー企業数と実際に選考を受ける企業数に差があるのは、
実際にその企業の選考を受けるかどうかを選択することが出来るからです。
プレエントリーが出来る場所としては
ちなみに毎年就活解禁日になるとリクナビが落ちる現象が発生しますが、
就活解禁日にリクナビに登録しなければ不利になるということは一切ありません。
現に、私は結局リクナビは就活を終えるまで利用しませんでした。
でも内定は出ています。
ESとは
プレエントリーと異なるのは、このESからすでに選考が始まっているということですね。
提出を求められた時から「本エントリー」つまり選考が始まっていると考えて下さい。
ESは、履歴書のような自己紹介欄と、企業からの設問が課せられます。
その設問の多くは、「大学で何しましたか?」とか「あなたの強みは?」といったような内容です。
この企業からの設問欄にどう答えるのか?
それによって合否が決定します。
自己分析の成果を試す最初の場所であると言えます。
筆記試験は、社会人として最低限必要になる学力を有しているかどうかの確認のため行われます。
種類としては、
筆記試験の特徴としては
簡単な問題を素早く解くことが要求される
といった感じでしょうか。
基本的には対策必須です。
理系なら対策しなくても大丈夫~とかいうことを言われたことがありますが、
就活を経験した私から言わせてもらえば、そのような言葉は
「テスト前に『俺全然勉強してねーわーwww』と言ってるような奴ら」並に信頼の置けない言葉ですね。
たとえ上位校であっても、無対策だと痛い目をみるのがこの筆記試験であると言えます。
過去、googleが初めてこのような選考を課したのを皮切りに、今ではどこの企業でもこのGDが行われていると言われています。
形式としては、4~6人程度が1つの卓に着席し、1人の選考官が着きます。
そこで、議論のお題が出されます。
例えば
「コンビニエンスストアの売上を1.5倍にする施策を考えよ。」
このお題について指定された時間で議論し、答える。
このような選考になっています。
慣れていなければ落ちる選考であることは確かで、若干の運要素が絡みます。
例えば、GDクラッシャーと言われる人達の存在。
議論をメチャクチャにしてしまう人達の存在ですね。
こういった人と同じ卓になってしまうとヤバいと言われています。
しかし、こういった場合でも対策が可能です。
上記フローを超え、やっと面接になります。
面接では自己紹介から始まり、主に志望理由や過去の経験を根掘り葉掘り聞かれます。
また、日系企業の面接は基本的に最低でも2,3回は行われます。
それは、一度取ったらそこでずっと働き続けることが前提となるということ(終身雇用制)
そのため、マッチングを重要視することが複数回面接をする理由になります。
私は志望しませんでしたが、金融業界で面接を9回(!)もした人を知っています。
多くの人はこの面接までは漕ぎ着けることが出来ますが、ここでうまく受け答えすることが出来ず落ちてしまいます。
ここでも対策をしっかりと練ることが合格の鍵となります。
上記フローを全て乗り越えることでようやっと内定を獲得することが出来ます。
早い人であれば就活開始から1,2ヶ月で出てしまいます。
ですが、大体の人は就活解禁日から4,5ヶ月後に続々と内定を獲得していくことになります。
例えば、複数の企業から内定を貰ったとすればどこに行くかを決める必要があります。
「内定辞退」をしなければなりません。
内定先を1つに絞った後は、内定先の企業の入社式やら研修やらに参加します。
…さて、以上が一般的な選考フローの説明となります。
今このブログを見ているあなたは、上記全ての選考フローを超え、内定を出す必要があります。
「本当に自分は内定を出せるのか?」
と心配になったかもしれません。
ですが、大丈夫です。
各フローの説明の最後にしつこいくらいに書いてある言葉。
「対策をする」
これをしているかどうかで内定確率を大幅に上げることが出来ます。
では内定の確率を上げるためにどうすればいいのか?
今後は各フローごとの解説を後のエントリーで解説していきたいと思います。
それでは、また次回。
<次回> 第4回 自分の強みを知るために有効な4つの自己分析方法
では、一つづつ解説していきましょう。
1. 自己分析
自己分析とは
「自分の強みや志向性を探し出す」
行為であると言えます。
あなたは将来どこかの企業に入社するわけです。
その際、
- どの業界のどんな仕事に自分は適性があるのか?
- 自分は将来どうなりたいのか?
時折自己分析を「面倒くさい」とか「胡散臭い」などと言って軽視する人がいます。
ですが「自分の強みを探し出す」という目的がしっかりと存在します。
自分の強みや志向性が分からず就活をするというのは
地図も持たず武器も持っていないRPGの主人公のようなものです。
つまり、
- どこへ行けばいいのか分からないし(就活の軸がないので企業が選べない)
- ダンジョンに乗り込んでも武器がないのですぐやられる(強みを持っていないので落とされる)
- ダンジョンクリアしたとしても、攻略する場所はここでよかったのかと迷う(入社後のミスマッチ)
自己分析こそがあなたがするべき最初の行動であり、
最も時間をかけるべき部分でもあります。
自己分析をする上で最も必要になる知識が「コンピテンシー」とよばれるものです。
詳しく知りたい方はこの記事を参考にして下さい。
2. 業界分析・企業分析
業界分析・企業分析とは
自分の強みを生かせそうな業界を探し出し、会社を選び、その会社について調べる
事を言います。
ただやみくもに四季報をみたりIRを見るだけではいけません。
「自分の強みが生かせそうな業界であるのかどうか?」
が最優先事項に来ます。その他にも
「自分は将来何になりたいのか?」
「その会社に入ることによって自分は何を得るのか?」
といった部分をこの業界分析で探っていきます。
3. プレエントリー
プレエントリーとは、選考を希望する企業に自分の情報を入力する事を言います。
これを完了することで、あなたはその企業の選考を受ける権利を得ます。
プレエントリー企業数と実際に選考を受ける企業数に差があるのは、
実際にその企業の選考を受けるかどうかを選択することが出来るからです。
プレエントリーが出来る場所としては
- リクナビ・マイナビなどの就活ポータルサイト
- 企業独自のHP
ちなみに毎年就活解禁日になるとリクナビが落ちる現象が発生しますが、
就活解禁日にリクナビに登録しなければ不利になるということは一切ありません。
現に、私は結局リクナビは就活を終えるまで利用しませんでした。
でも内定は出ています。
4. ES(エントリーシート)
ESとは
- 「御社の選考フローに乗る」という最終表明
- 自己紹介・自己アピール
プレエントリーと異なるのは、このESからすでに選考が始まっているということですね。
提出を求められた時から「本エントリー」つまり選考が始まっていると考えて下さい。
ESは、履歴書のような自己紹介欄と、企業からの設問が課せられます。
その設問の多くは、「大学で何しましたか?」とか「あなたの強みは?」といったような内容です。
この企業からの設問欄にどう答えるのか?
それによって合否が決定します。
自己分析の成果を試す最初の場所であると言えます。
5. 筆記試験
筆記試験は、社会人として最低限必要になる学力を有しているかどうかの確認のため行われます。
種類としては、
- テストセンター
- WEBテスト
- その他(ペーパーテスト、独自問題)
筆記試験の特徴としては
簡単な問題を素早く解くことが要求される
といった感じでしょうか。
基本的には対策必須です。
理系なら対策しなくても大丈夫~とかいうことを言われたことがありますが、
就活を経験した私から言わせてもらえば、そのような言葉は
「テスト前に『俺全然勉強してねーわーwww』と言ってるような奴ら」並に信頼の置けない言葉ですね。
たとえ上位校であっても、無対策だと痛い目をみるのがこの筆記試験であると言えます。
6. GD(グループディスカッション)
過去、googleが初めてこのような選考を課したのを皮切りに、今ではどこの企業でもこのGDが行われていると言われています。
形式としては、4~6人程度が1つの卓に着席し、1人の選考官が着きます。
そこで、議論のお題が出されます。
例えば
「コンビニエンスストアの売上を1.5倍にする施策を考えよ。」
このお題について指定された時間で議論し、答える。
このような選考になっています。
慣れていなければ落ちる選考であることは確かで、若干の運要素が絡みます。
例えば、GDクラッシャーと言われる人達の存在。
議論をメチャクチャにしてしまう人達の存在ですね。
こういった人と同じ卓になってしまうとヤバいと言われています。
しかし、こういった場合でも対策が可能です。
7. 面接
上記フローを超え、やっと面接になります。
面接では自己紹介から始まり、主に志望理由や過去の経験を根掘り葉掘り聞かれます。
また、日系企業の面接は基本的に最低でも2,3回は行われます。
それは、一度取ったらそこでずっと働き続けることが前提となるということ(終身雇用制)
そのため、マッチングを重要視することが複数回面接をする理由になります。
私は志望しませんでしたが、金融業界で面接を9回(!)もした人を知っています。
多くの人はこの面接までは漕ぎ着けることが出来ますが、ここでうまく受け答えすることが出来ず落ちてしまいます。
ここでも対策をしっかりと練ることが合格の鍵となります。
8. 内定
上記フローを全て乗り越えることでようやっと内定を獲得することが出来ます。
早い人であれば就活開始から1,2ヶ月で出てしまいます。
ですが、大体の人は就活解禁日から4,5ヶ月後に続々と内定を獲得していくことになります。
例えば、複数の企業から内定を貰ったとすればどこに行くかを決める必要があります。
「内定辞退」をしなければなりません。
内定先を1つに絞った後は、内定先の企業の入社式やら研修やらに参加します。
…さて、以上が一般的な選考フローの説明となります。
今このブログを見ているあなたは、上記全ての選考フローを超え、内定を出す必要があります。
「本当に自分は内定を出せるのか?」
と心配になったかもしれません。
ですが、大丈夫です。
各フローの説明の最後にしつこいくらいに書いてある言葉。
「対策をする」
これをしているかどうかで内定確率を大幅に上げることが出来ます。
では内定の確率を上げるためにどうすればいいのか?
今後は各フローごとの解説を後のエントリーで解説していきたいと思います。
それでは、また次回。
就活基礎講座
<前回> 第2回 就活で内定を出すために必要な基礎知識~「コンピテンシー採用」について~<次回> 第4回 自分の強みを知るために有効な4つの自己分析方法